経営者なら実践したい大原孝治氏の名言

大原孝治氏がこれまでインタビューなどで残してきた名言の一つに、「インフラづくりに完成形はない、時代が変わればそれに合わせて変えていかなければならない」という言葉があります。日本の経営者の多くは成功体験に縛られやすく、一つの仕組みを作り上げ上手くいくとなかなか変化させることができません。せっかく成功した仕組みを変化させることによって失敗すれば、経営者の責任問題にも発展します。ですが世の中というのは、日々刻々と変化しています。今まで上手くいっていた仕組みも、ある日を境に時代に合わなくなることは少なくありません。

これまでトップを走っていた企業が勢いを失い、倒産してしまったケースはこれが原因と言えるでしょう。
流通業界トップのドンキホーテも、今は良くてもいずれ落ちるだろうと思っている方がいるかも知れません。しかしドンキホーテのトップである大原孝治氏は名言が示す通り変化を恐れない人物です。過去の成功体験に縛られず、上手くいっていた仕組みも時代に応じて変化させる柔軟な思考を持つ人物です。しかもドンキホーテは、トップの意向が末端まで伝わりやすくすぐに意識を変化させられる企業風土があります。例え完成された現在の仕組みが上手くいかなくなっても、トップである大原孝治氏は柔軟な思考で次の一手を繰り出し時代の変化に対応していくでしょう。完成したインフラも時代に応じて変化させなければいけないという言葉は、全ての経営者が肝に銘じておきたい名言です。